お茶・コーヒーなどを持ち歩くために便利なステンレスタンブラー。
保冷・保温に優れていて、温かいまま冷たいまま飲み物をキープできるから毎日のように使ってる方も多いと思います。
毎日使っていてどうしても気になってくるのがタンブラーの茶渋や水垢などの汚れ。
ステンレスタンブラーは、ゴシゴシ擦ると傷がつきやすいし、ハイターを使えば綺麗になるのは知ってるけど、毎日口につけるものなので使うのには気が引けます・・・。
特に機能性が高いタンブラーは高価だから長く使いたいもの。
先日、展示会で購入したパワーバブルクリーンパウダーというアイテムを使ったら、全く擦ることないのにタンブラーが綺麗になりました!!!
体に優しい成分なのに放置するだけでタンブラーの汚れが落ちるという手軽さも私のツボをついて感動したので、深掘りしてご紹介します。
✔️ハイターを使わずに体に優しいものでタンブラーを簡単に綺麗にしたい!
✔️面倒なのは嫌だけど大切なタンブラーを傷つけたくない!
という方の参考になれば幸いです。
パワーバブルクリーンパウダーとは?
パワーバブルクリーンパウダーは、韓国のmama forest(ママフォレスト)というメーカーのマルチクリーナーです。
人や環境に優しい成分で構成されているナチュラル系の洗剤のメーカーで、パッケージもとてもおしゃれで可愛い!
韓国のSNSで注目されてから人気に火がつき、すぐに品切れするほどの人気アイテムのようです。
購入の決め手となったものが、捨てようと思ってた7年越しのタンブラーの汚れが綺麗に落ちたということ!!!
7年間蓄積した汚れって相当頑固なものですよね。
実際に動画を見せていただいたのですが、タンブラーにこびりついていた濃い茶渋が、時間を置いただけで見事に落ちていたので感動です。
どんな成分が入っている?
気になる成分がコチラ。
- 大豆脂肪酸
- ヤシ脂肪酸
- パーム脂肪酸
- 過酸化ナトリウム(酸素系漂白剤)
- 炭酸水素ナトリウム(重曹)
- 食品発酵抽出物(EM菌)
- 緑茶エキス
- オレイン酸
- グレープフルーツエキス
天然由来の成分で作られているので、タンブラーを洗うのにはピッタリだなと思いました。
海や川に流れても動植物に優しい成分なのだとか。
パワーバブルクリーンパウダーの特徴
肌に優しいのにしつこい汚れが取れる
上記に挙げた成分も安心ながら、大豆レシチン成分配合で素手で触っても安全なよう皮膚刺激テスト済みです。
また、タンブラーの洗浄以外にも以下のように様々な洗浄効果があります。
- 鍋の焦げ付き
- コンロの掃除
- 排水溝の掃除
- ゴミ箱の洗浄
- 台ふきんやスポンジの洗浄
- 研磨剤の除去
- ミキサーなどの細かい部品の汚れ
- まな板や包丁などの匂いの除去
- 洗いにくいワイングラス
- 襟汚れ
鍋の焦げや排水溝のヌメリ、生臭さなど臭いを取る作用があるマルチクリーナーなんですね。
無香料で素手でも使える原材料の安心感は大きいです。
サルモネラ菌や黄色ブドウ球菌なども99%洗浄する効果もあるようです。
タンブラーの洗浄目当てで購入したのですが、こんなに用途が幅広く使えるとは思いませんでした。
脱臭認証を取得している
パワーバブルクリーンパウダーは、韓国で脱臭認証を取得しています。
食品の臭いって結構気になるんですよね。
私が嫌いなタッパーにこもった臭いなどを消す時にも使えそうなので期待大!!
食品発酵抽出物(EM菌)は穀物の原料で作られていて、水質を綺麗にしたり環境回復力が強いので環境保護に使われています。
パワーバブルクリーンパウダーを洗い流した水も海や川など環境に優しいという点にも納得です。
農地や水環境の改善に威力を発揮する光合成細菌や、発酵型の乳酸菌、酵母など、自然界にいる人にも環境にもやさしい善玉菌の集合体です。 これらの善玉菌を絶妙な比率でブレンドし、相乗効果を生み出したのがEMという共生関係です。
EMとは?/EM研究機構
以前、私が訪れた京都の三千院の綺麗な川もEM菌で環境維持をしていたのを思い出しました。
確かにすごく川の水が綺麗で澄んでいたのが印象的でした。
重曹やオキシクリーンとの違いは?
ステンレスタンブラーの汚れを安全に落とす方法として重曹やオキシクリーンが有名だと思います。
しかし!重曹だけではなかなか取りきれない頑固な茶渋もあるんですよね・・・。
また、パワーバブルクリーンパウダーの主成分に過炭酸ナトリウムがありますが、オキシクリーン®の主成分も同じです。
どちらも発泡させて汚れを落とす酸素系漂白剤で、漂白・除菌・消臭効果が期待できます。
パワーバブルクリーンパウダーは、この2つのいいとこ取りをしたような立ち位置だなーと思いました!
注意点は?
メッキや銅・アルミニウム・漆には不向きなので使用しないように注意しましょう。
フッ素加工の商品は長時間漬けておくとコーティングが剥がれるおそれがあるので5分以内にすすいでください。
果物や野菜の洗浄には使えないので、気をつけてくださいね。
容量や価格は?
430gのボトルタイプ ¥1,550
詰め替え用の1kgタイプ ¥2,950 の2つのタイプがあります。
どこで買える?
amazonと公式サイトでの販売です。
(※人気なのかAmazonでは、2023年4月現在は在庫切れが多かったです。)
公式サイトでは、パワーバブルクリーンパウダー以外にナチュラルディッシュバー、トレイ、セルロースのエコふきんがセットになったベーシックキットも購入できます。
パッケージも可愛いのでギフトにしてもいいかもしれませんね。
パワーバブルクリーンパウダーの使い方
容器のフタは、大きな口と小さな口に分かれており、粉チーズのボトルのよう。
ふりかけのように量を調節できるので、スプーンを使って軽量する手間がなくとても便利!
⬇︎以下は5gの目安です⬇︎
小さな口 | 大きな口 |
3回降る | 2回降る |
タンブラーに60℃以上のお湯とパワーバブルクリーンパウダーを入れ、10分間放置するだけです。
(※お湯1Lに対してパワーバブルクリーンパウダー15gが目安。)
シュワーと泡立っていくので、魔法のようで面白いなと思いました。
10分経ったら洗い流して終了なので簡単です!!!
パワーバブルクリーンパウダーのデメリット
購入先が少ない
日本では、現在ネット販売のみのようです。
韓国のメーカーなので、韓国に旅行する際は実店舗で売っている所を見かけるかもしれませんが、2023年4月現在で購入できる日本の実店舗は、確認できませんでした。
手に取って商品を買う事が出来ないのは少し残念ですね・・・。
重曹などに比べて高価
パワーバブルクリーンパウダーは、430g¥1,550という価格。
重曹やオキシクリーン®に比べれば、なかなか高価です。
重曹はもっと安価ですし、オキシクリーン®は大容量でコストパフォーマンスに優れています。
天然成分も入っていて、2つのいいとこ取りもできると考えれば、納得のお値段なのかもしれませんね。
熱湯で使う必要がある
パワーバブルクリーンパウダーは冷水で使っても泡立たないので、洗浄効果が弱まります。
60℃以上の熱湯を使わないと発泡しないので、毎回熱湯を用意する手間があるんですよね。
手間に感じるかもしれませんが、毎日使うものではないので仕方ないと思えるかもしれません。
お湯の扱いには十分注意してくださいね
【ステンレスタンブラーを長持ちさせる方法】
さて、せっかくタンブラーを優しく洗っても気をつけないとダメにしてしまうNGな事があります。
スタンレスタンブラーを長く使うためにも注意してくださいね。
酸性の飲み物を長時間入れない
ステンレスは錆びにくい材質ですが、唯一酸性には弱いという特徴があります。
酸性の飲み物を長時間入れて置くことで、腐食がはじまります。
やがて内部がサビてしまい、気づかないままサビを飲んでしまったり、せっかくの機能性が低下するおそれもあります。
下記のリストは酸の弱い・強いは様々ですが、全部酸性の飲み物です。
- ビールやワイン
- コーヒー
- オレンジやレモンなど柑橘系のジュース
- 飲む酢
- 炭酸飲料
- スポーツドリンク
- 乳酸飲料
この中でもコーヒーは私もよくタンブラーに入れているので、改めて気をつけようと思いました!
入れない方がベターですが、長時間放置せず早めに飲み切る事が大切ですね。
食器洗浄機や食器乾燥機・煮沸はNG
食器洗浄機や乾燥機はとても便利ですが、ステンレスタンブラーとの相性は良くないんです。
ステンレスタンブラーには、機能性を高めるためにコーティング剤や塗料が塗られています。
食洗機は水圧が強いのでコーティング剤や塗料がはがれてしまい、保冷・保温機能が低下したり、パッキンなどが変形する恐れがあるんです。
底面の保護シールは剥がさない
タンブラーの底面には、メーカーによりけりですが、保護シールが付いている事があります。
この保護シールはシート状になっており、真空処理の溶接部分を保護するフタの役割を持っています。
シールを剥がしてしまうと機能性が失われる可能性があるので剥がさないようにしてくださいね。
また、食器洗浄機や食器乾燥機にかけるとこのシールが剥がれやすくなるおそれもあるので気をつけてください。
ズボラさんに嬉しい簡単タンブラー洗浄!
パワーバブルクリーンパウダーは擦る必要もなく、お湯と一緒に入れて放置するだけなので本当に楽でした。
まさに私のようなズボラさんにはピッタリ!!!
その上、口に入れるものなので、安全な成分で簡単洗浄できるのは本当に安心です。
大切なステンレスタンブラーを長く使うなら、傷つけずに綺麗にしたいですよね。
ハイターを使わず、タンブラーを傷つけずにしっかり洗いたいズボラさんはぜひ参考にしていただけたら幸いです。